2014年6月20日金曜日

一家の大黒柱が亡くなってしまったら #3

「一家の大黒柱が亡くなってしまったら」シリーズの3回目です。

第1回の記事で遺族年金に触れましたが、これは遺族に支払われる公的年金でした。出どころは厚生年金です。実は、公的年金でも労災保険から出る遺族補償年金というものもあります。

ただし、支給には条件があり、労災保険からの遺族給付であることから想像ができるかもしれませんが、労働災害つまり仕事中の事故などによる死亡の場合に限定されます。

早速ですが、「一家の大黒柱~」シリーズの家族のケースについて計算してみます。

①子どもが高校生まで(約15年間) 約160万円/年
遺族は2人が対象とされ、給付基礎日額(1日当たりの給与みたいなもの)の201日分となり、201万円となります。
遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されている場合、この遺族補償年金に併給調整という理由で0.8をかけることになり、約160万円となります。

②子どもが高校卒業後から妻65歳まで(約21年間) 約128万円/年
遺族は1人(妻のみ)が対象とされ、給付基礎日額の153日分となり、153万円となります。
遺族厚生年金が支給されているため、この遺族補償年金に併給調整という理由で0.84をかけることになり、約128万円となります。

※妻65歳からは、基本的には妻自身の老齢年金+αが支給開始予定ですが、いったんその話は置いておきます。 
※年金試算は平成26年6月現在の制度によります。また、いろいろな条件によって金額が変わるため、ご自身のケースで正確な試算をお勧めします。

①と②の期間の遺族補償年金の総額は、約5000万円
第1回の記事で計算した遺族年金約4000万円と合わせると、約9000万円ということになります。

いかがですか?この遺族補償年金は、労働災害に限定した死亡定期特約ではありますが、保険料は全額会社持ちという手厚い保険です。もちろん条件があるため、あてにしすぎることはできませんが、「公的保険にも労働災害定期特約が付いている。」というのは、保険の加入や整理を考える上で、覚えておいて損はないと思います。

次回は、この夫婦に子どもがいなかったら、ということを考えてみましょう。


★久しぶりの弦交換

実に久しぶりです。Violinの弦交換をしました。
これは、私が学生時代に使用していた楽器なのですが、結婚してからは一度も弦の交換をしてこないで、放置してありました。悪いことですね。反省しています。

Violinは、強い接着剤やボルトでがっちり作られている楽器ではなく、弦を張って張力がかかっているのが正常な状態なのです。なので保管するとしても、弦を張っておく必要があります。そうでないと、いろいろな部品が外れたり、板が変形・分解する恐れがあります。

久しぶりに音も出しましたが、トラブルはなさそうです。
今後も本格的に弾くことはないのかもしれませんが、たまには様子を見ながら、大切にしていこうと気持ちを新たにしたのでした。