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2014年6月6日金曜日

一家の大黒柱が亡くなってしまったら #2

先週の続きになります。
この家族のケースでは、マイホームのローン残債が2000万円あるとのことでした。

こういうとき、必ずチェックしてほしいのは、団体信用生命保険(以下、団信)に入っているかということです。いわゆる生命保険控除が受けられるような生命保険ではないため、忘れていませんか?
マイホームのローンは、この団信加入を条件に融資をすることが多いはずです。

団信へ加入していた場合、ローン残債の全額が借り入れた金融機関に直接返済されます。生命保険により全額返済完了になるということです。
ただし、注意してほしいのはフラット35というローンです。団信への加入が強制ではなく任意のため、加入していないこともあり得ます。念のため確認しておきたいですポイントです。

さて、この家族も団信へ加入していたのを忘れていただけのようです。これで住むところは安心し易いですね。

※団信加入をしてない場合に、例えばマイホームを売りに出すことで、なんとかローンをぴったり返せたときでも、その後は賃貸で暮らしていけるかもしれません。
毎月の家賃8万円(年間96万円) → 妻65歳(31年後)時点で期間計は約3000万円
この間、マイホームの場合は途中で修繕やリフォームが必要になることや、固定資産税の支払いを差し引いても、団信加入の有無は、その後の生活を大きく左右するといえそうです。


次回は、一家の大黒柱が仕事中の事故で亡くなってしまっていた場合のケーススタディの予定です。


★カメラ

私は、趣味のひとつがカメラなので、撮影も好きです。
もともと下の娘が生まれるころに、なんとなくデジタル一眼レフカメラを買ってしまったことがきっかけでした。

今はたくさん撮らせてくれる子どもたちですが、嫌がられるようになったらどうしようなんて、ときどき心配になります(笑)
撮影する対象の9割以上は子どもたちですが、他も少しは興味を広げたいところです。



2014年5月16日金曜日

賃貸がよいか、マイホームがよいか

新潟市も初夏を思わせるような暖かい日に恵まれています。
ゴールデンウィークも終わり、次の3連休は7月の海の日という方も多いでしょう。この期間、元気に乗りきっていきたいですね♪


賃貸がよいか、マイホームがよいか

さて、私のような日本FP協会の登録FPには、FPジャーナルという情報誌が定期的に届けられます。そこには、FPの相談事例や法改正など、業務上有益な情報が掲載されていまして、今回は「マイホームを買うか、賃貸を続けるか」という、身近な相談事例についても書かれていましたので、私もそれに関連して簡単に書きたいと思います。
住宅ローン金利が低金利の現在、毎月返済額が低く抑えられて、家賃と同じかそれ以下の負担で、マイホームが買えるのではないか?これは、多くの人が一度は考えたことのあるテーマではないでしょうか。

家賃より安く済むとは限らない

住宅ローン以外にも必要な住居費があることは、意外に忘れがちです。
  • マンション等 : 管理費、修繕積立金など
  • 一戸建て : メンテナンス費用、固定資産税など
これらは、月平均してみると2~3万円になるケースも多いため、家賃と比較するならばその分を考えておかなければなりません。
また、住宅ローン金利1%未満の変動金利の数値に目を奪われていないでしょうか。2~2.5%程度の全期間固定金利も考えておくべきです。
月々数万円かもしれませんが、見積もりの甘さは、家計をじわじわと追い詰めるだけに、慎重になりたいですね。

今が買いどきは本当?

今買うべきか、頭金を貯めたり、貯蓄を準備してから買うべきか。これも頭を悩ませることでしょう。
融資を受けやすい住宅ローンもあり、ほとんど貯蓄がなくても、住宅を買えてしまうのですが、貯蓄がないと不測の事態に対応する余力がないため、リスクがあります。
また、頭金を払わない分、借り入れも返済期間も増え、支払利息も多くなります。消費増税と住宅ローンの重さ、よく考えましょう。

いくらまでなら借りられるか

フラット35の収入基準は、年収400万円未満なら30%以下、年収400万円以上なら35%以下となり、それを超える金額は借りられません。

返済をイメージする

フラット35(35年・元利均等・固定金利2.17%)2,500万円借り入れのケース
返済総額3,571万円 (年間約102万円返済)

実に利息だけで1,000万円以上ですから、借り入れ2,500万円に対して40%以上も高いお金を支払うようなものだということも、頭に置いてほしいです。

フラット35(25年・元利均等・固定金利2.17%)2,000万円借り入れのケース
返済総額2,594万円 (年間約104万円返済)

一方、500万円の頭金を追加した場合では、返済期間を10年短縮することに近い効果があります。

※フラット35の金利は、融資実行時点に決まるもので、一例です。

一生賃貸とマイホーム購入を比較

賃貸では、生活の変化により自由に引越ししやすく、子どもがいるうちは大きい家で、独立したらコンパクトな家に住みかえたり、車の要らない都市部に引っ越したり、ライフスタイルに合わせられる利点があります。
マイホーム購入では、生活拠点を持てるという安心を求めるともいえるかもしれません。そして、住宅ローンを完済すれば、家賃負担を抑えられます。思うように売れるとは限りませんが、売却という選択肢もあります。

比較するときは、FPがキャッシュフロー表などを作成してお手伝いできます。
金額の損得だけではなく、どういうライフプランを思い描いているかによって、最適な提案は変わってきます。