ゴールデンウィークも終わり、次の3連休は7月の海の日という方も多いでしょう。この期間、元気に乗りきっていきたいですね♪
賃貸がよいか、マイホームがよいか
さて、私のような日本FP協会の登録FPには、FPジャーナルという情報誌が定期的に届けられます。そこには、FPの相談事例や法改正など、業務上有益な情報が掲載されていまして、今回は「マイホームを買うか、賃貸を続けるか」という、身近な相談事例についても書かれていましたので、私もそれに関連して簡単に書きたいと思います。住宅ローン金利が低金利の現在、毎月返済額が低く抑えられて、家賃と同じかそれ以下の負担で、マイホームが買えるのではないか?これは、多くの人が一度は考えたことのあるテーマではないでしょうか。
家賃より安く済むとは限らない
住宅ローン以外にも必要な住居費があることは、意外に忘れがちです。- マンション等 : 管理費、修繕積立金など
- 一戸建て : メンテナンス費用、固定資産税など
また、住宅ローン金利1%未満の変動金利の数値に目を奪われていないでしょうか。2~2.5%程度の全期間固定金利も考えておくべきです。
月々数万円かもしれませんが、見積もりの甘さは、家計をじわじわと追い詰めるだけに、慎重になりたいですね。
今が買いどきは本当?
今買うべきか、頭金を貯めたり、貯蓄を準備してから買うべきか。これも頭を悩ませることでしょう。融資を受けやすい住宅ローンもあり、ほとんど貯蓄がなくても、住宅を買えてしまうのですが、貯蓄がないと不測の事態に対応する余力がないため、リスクがあります。
また、頭金を払わない分、借り入れも返済期間も増え、支払利息も多くなります。消費増税と住宅ローンの重さ、よく考えましょう。
いくらまでなら借りられるか
フラット35の収入基準は、年収400万円未満なら30%以下、年収400万円以上なら35%以下となり、それを超える金額は借りられません。返済をイメージする
フラット35(35年・元利均等・固定金利2.17%)2,500万円借り入れのケース返済総額3,571万円 (年間約102万円返済)
実に利息だけで1,000万円以上ですから、借り入れ2,500万円に対して40%以上も高いお金を支払うようなものだということも、頭に置いてほしいです。
フラット35(25年・元利均等・固定金利2.17%)2,000万円借り入れのケース
返済総額2,594万円 (年間約104万円返済)
一方、500万円の頭金を追加した場合では、返済期間を10年短縮することに近い効果があります。
※フラット35の金利は、融資実行時点に決まるもので、一例です。
一生賃貸とマイホーム購入を比較
賃貸では、生活の変化により自由に引越ししやすく、子どもがいるうちは大きい家で、独立したらコンパクトな家に住みかえたり、車の要らない都市部に引っ越したり、ライフスタイルに合わせられる利点があります。マイホーム購入では、生活拠点を持てるという安心を求めるともいえるかもしれません。そして、住宅ローンを完済すれば、家賃負担を抑えられます。思うように売れるとは限りませんが、売却という選択肢もあります。
比較するときは、FPがキャッシュフロー表などを作成してお手伝いできます。
金額の損得だけではなく、どういうライフプランを思い描いているかによって、最適な提案は変わってきます。